2016年度うまんちゅ定例講座概要



 〈第12回〉
テーマ:「現代台湾における原住民母語復興の取り組みと課題」
講師:石垣 直(総合文化学部 教授)
日時:平成28年10月8日(土)午後2時〜午後4時
場所:沖縄国際大学 5号館 107教室

概要:

台湾(中華民国)の〈国語〉は、中国大陸同様に北京官話を基礎としている。しかし、民主化以降の台湾では、1990年代初頭より20年以上にわたって、地元・地域の言語である閩南語や客家語、そして漢族入植以前からの先住者である〈原住民〉が用いてきたオーストロネシア諸語の継承・復興への取り組みが実践されてきた。本発表では、原住民母語の復興に向けた政策や教育プログラム/教材などを紹介し、こうした試みの可能性およびそれが直面している課題について報告する。


〈第13回(最終回)〉
テーマ:「琉球諸方言の継承は可能か-何をすれば可能になるのか-」
講師:狩俣 繁久(琉球大学 法文学部 教授)
日時:平成28年10月22日(土)午後2時〜午後4時
場所:沖縄国際大学 5号館 107教室

概要:

シマクトゥバをとりまく状況は、2006年3月に沖縄県議会のしまくとぅば条例決議、2009年のユネスコによる琉球諸語の消滅危機言語指定という衝撃的な発表当時に比べ、シマクトゥバの継承活動が喫緊の課題であることの認識が定着している。以前に比べれば、傍目には継承のための活動は盛んになされている。しかし、50年後にもシマクトゥバが使われ続けるだけでなく、若者にとって魅力ある言語であり続けるために何かをしなければならない。
講義では、シマクトゥバがさしあらわすものを考え直すことから始めたい。そしてコトバのもつ機能が何かを改めて考え、真のシマクトゥバの継承とはどういうことか、そのために必要なことは何かを提案する

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